2015年8月21日金曜日

熱中症予防献立★

まだまだ暑い日が続いていますね。
 
本日の昼食は熱中症予防を促す食材を献立に取り入れてみました!
 
~献立~
 
梅しそレモンご飯
 
豆たっぷりポークビーンズ
 
なすとトマトのしらすポン酢和え
 
かぼちゃとバナナのサラダ
 
じゃがいもの味噌汁
 
<梅しそレモンご飯>
 
梅干し・レモンにはクエン酸を多く含んでいます。
梅干しには疲労回復の他に、殺菌効果・整腸作用・解毒作用・血液をサラサラにし、血糖値を下げる・食欲不振に効くなどの効果も期待されています。
 
<豆たっぷりポークビーンズ>
カリウムを多く含む豆類(枝豆・大豆)、ビタミンB1を含む豚肉を取り入れています。
大豆は「天然のマルチサプリメント」と言われるほど必須アミノ酸がバランスよく含まれた食材です。
生活習慣病・骨粗しょう症予防・便秘・美肌対策などの効果にも期待できます。
 
<なすとトマトのしらすポン酢和え>
酢を使用し、クエン酸を取り入れています。
トマトにはリコピンが多く含まれ抗酸化作用のあるビタミンAとビタミンCが多く含まれ、疲労回復・むくみ解消に効果があります。
※抗酸化作用とは、動脈硬化などを引き起こし生活習慣病や老化を招く活性酸素を抑える働きのことです。
ナスの紫色はアントシアニンというポリフェノールで抗がん作用の期待があり、カリウムも豊富で、血圧を正常に保ち、利尿作用の働きもあります。
 
<かぼちゃとバナナのサラダ>
カリウムを多く含むかぼちゃとバナナを取り入れ、バナナにはクエン酸も含まれています。
かぼちゃにはカリウムの他にβカロテンやビタミン類も多く含まれており、免疫を高める効果や老化予防効果、血管を強化する効果があります。
バナナは加熱せずに食べることができ、カリウムを全て体内に取り入れることができる優れた食材です。
 
<じゃが芋の味噌汁>
じゃがいもにはカリウムを取り入れています。
じゃがいもはビタミンCも豊富でみかんと同じくらい含まれていると言われています。
また、ビタミンCがでんぷん質に守られているため、加熱しても壊れにくく風邪予防・疲労回復の効果もあります。
 
今回の熱中症予防献立で取り上げた食材だけを食べるのではなく、いろいろな食材を食べることにより、健康で元気に過ごすことができます。
バランスの良い食事を心がけましょう♪
 
                      2015.8.21 介護老人保健施設みゆき 栄養課 栄養士 岸田

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